5.


興奮して部屋を隅々見てまわる。

…あれ…?

「キース、お前何でココまで付いて来てるんだ?」

暢気に窓の外の風景なんか見てるけどさ。

「通訳、通訳」

そう言うと、案内のホテルマンにチップを手渡し追い出す。

「ところで…コッチにゃ何日居るんだ?」

「え、一応三泊なんだけど…」

「じゃ、その間この辺案内してやろ〜か?」

…え?良いの?

「どーせ観光の予定とか組んでねぇんだろ」

「じ、実は…ι」

ここまで来るのでいっぱいだったんだよな。

「マジ案内してくれんの?」

「おう」


キース…。
嫌な奴かと思ってたけど、結構イイとこ、あんじゃねーか!
ううっ。

などと感激していたオレは、いきなりベットに押し倒された。

ななっ、何だぁ?!

「何すんだよ!」

慌てて起き上がろうとしたが、肩を押さえ込まれて体が動かない。

「交渉成立。案内料は払ってもらうぜぇ?」

「な、何だよ…案内料って…」

まさか…ι

と不安に駆られた瞬間、オレの口はキースの唇に塞がれていた。

げぇっっ!?ま、マジかよ!
ぅわっ、舌とか入れてくんな〜っι




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